
韓国のゲーム開発スタジオ、Turtle CreamとPokpoong Gamesによるゲーム「6180 the moon」の紹介。
一言で:6180 the moonとは
画面の上下が繋がった難易度高め2Dプラットフォーマー
概要
- ジャンル:2Dプラットフォーマー
- 開発者:Turtle Cream、Pokpoong Games
- リリース日:2014年9月19日
- 価格:通常時398円、セール時155円、Xbox One版432円、その他は400円
- プラットフォーム:Steam、Xbox Series X/S、Xbox One、Switch、Wii U、3DS
- 日本語:有
- マルチプレイヤー:無
- コントローラー:使用可
- プレイ時間:1~2時間
物語性 | ★★★☆☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★★☆ |
コスパ | ★★★☆☆ |
理不尽度 | ★☆☆☆☆ |
こんな人にお勧め
- プラットフォーマーが好きな人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下ストアページより引用。
画面を穿つスーパージャンプを楽しんで下さい! 6180 the moonは独創的なメカニックを持っているプラットフォーマーゲームです。上/下段を繋ぐ空間はあなたにとても新鮮なゲームプレイを与えます。あなたはゲームの中で死ぬ恐怖なく限りない高いジャンプを経験出来ます。
このゲームは、上記ストアページ説明文でほとんど説明される。2Dプラットフォーマーで、画面の上下が繋がっているということが特徴となっている。なお、割合難易度は高めな方なので、プラットフォーマーに慣れていない人は注意。
ストーリーについて。「消えた太陽を月が探しに行く」というもの。ただ、内容はそこまでシリアスではなく、どちらかというと童話のような感じ。

操作について。左右への移動とジャンプが基本となる。よくある2Dプラットフォーマーといえる。
ゲーム性について。この点もよくある2Dプラットフォーマーらしく、ゴールを目指すというもの。そこに独自要素として、画面の上下が繋がっていることが加えられる。
画面の上下が繋がっているため、落下しても画面の上から落ちてくるし、逆もそうである。しかも、主人公である「月」のジャンプ力は非常に高いうえ、ジャンプ力が一定なため、ジャンプ力調整のために、わざと画面の上下を使う必要が出てくる。
なお、もちろんステージには障害物があり、触れると一発でアウトである。幸いチェックポイントがそれなりに用意されており、難所の後にはたいていあるので、安心してプレイできる。

総じて、それなりな2Dプラットフォーマー。確かにジャンプ力の高さや、画面の上下のつながり、それらを生かしたステージ構成などは良いのだが、それでも物足りなさがある。それにはコスパが悪めということもあるが、もう少し何かがあればなと思う。
それでも、プラットフォーマーが好きなら一度は遊んでみても良いと思う。
ネタバレあり感想
※ここから先ネタバレあり、それでもいい方はスクロール
それではネタバレありで感想を書きます。
まずはストーリーについて。「太陽が消えたと思っていたが、実はずっといて、月が沈まないから太陽が現れなかっただけであった。それを知った月は、自分が沈む=消えることで、再び太陽が昇ることになった。その後、今度は月が昇り、代わりに太陽が沈むこととなった。」といったあたり。
非常に童話チックな展開で、道中遭遇する惑星のキャラクター付けもなかなかに良い。

操作について。上述したもの以外に、「太陽のしずく」を使ったアクションがある程度。割とシンプル。
ゲーム性について。惑星ごとにギミックが追加されるが、このギミックもなかなかに良い。ステージ構成もなかなかに良い。また、太陽に到達した後、今度は逆向きになるというのも良い。それだけに、やはり短さが気になる。太陽系をテーマにしているのだから、地球より外側をテーマに、おまけのステージか何かがあるのかなと期待もした。
全体的には良いプラットフォーマー。短さについても許容範囲ではある。