
イギリスのゲーム開発者、Matt Roszak氏によるゲーム「Epic Battle Fantasy Collection」の紹介。
一言で:Epic Battle Fantasy Collectionとは
一部でカルトな人気を誇るフラッシュゲームの製品版JRPG系ゲーム+α
Epic Battle Fantasyシリーズ
Epic Battle Fantasy Collection(1,2)(今ココ)→3→4→5
Bullet Heavenシリーズ
Epic Battle Fantasy Collection(1)(今ココ)→Bullet Heaven 2
概要
- ジャンル:RPG・アクション・シューティングなど
- 開発者:Matt Roszak氏
- リリース日:2009年5月1日
- 価格:通常時820円、セール時656円
- プラットフォーム:Steam
- 日本語:無、プレイする分にはそこまで英語力がなくてもOK
- マルチプレイヤー:無(一部のみ一応有)
- コントローラー:使用不可
- プレイ時間:10時間~
物語性 | ★★☆☆☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★~★★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
かわいさ | ★★★★★ |
こんな人にお勧め
- JRPGが好きな人
- フラッシュゲームが好きな人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下ストアページより翻訳。
インターネット黎明期の短くてくだらないゲームの詰め合わせ。ターンベースRPG・シューティングゲーム・プラットフォーマーなどなどを、新たなQOL(人生の質)アップデートで楽しめる。さらに150もの実績や無料のサウンドトラックに無料のDLCまで!
このゲームコレクションは、もともとフラッシュゲームとしてリリースされていたゲームを製品向けに調整したものとなっている。特にコレクション名にもなっている「Epic Battle Fantasy」シリーズは一部でカルト的人気を誇り、現在5までリリースされている。このコレクションに収録されているゲームはRuffleを使うことで元のフラッシュゲームを遊べるので、製品版の前にちょっと体験してみるのも良いかもしれない。
全作品に共通して言えるのは、キャラクターが魅力的であるということで、特に後年の作などではより個性付けがなされている。
なお、日本語はない。シリーズとしても、Epic Battle Fantasy 5までは日本語がなく、特に3以降は文章量多い&ネタが豊富なため、無料でできる3などを軽くプレイして気に入ったのなら5を遊ぶのがおすすめかもしれない。ストーリー上も、直接つながっているのは1~4だけなので、5から遊んでも問題はない。本作に関しては、文章量はそこまで多くないので、最低限英語が読めれば問題ない。
以下、それぞれの作品ごとに紹介していく。なお、難易度が選べるのだが、高難易度だと本当に難しくなるため、初回は低めの難易度でプレイすることをおすすめする。
Mecha Dress Up Game
パーツを選んで自分の好きなようにメカを作ることができるゲーム(?)。
作れるだけでそれ以上は特にないが、意外とパーツが豊富。また、他の作品に出てくるメカを再現することもでき、それによる実績などもある。
Brawl Royal
一部グロテスクな描写があるため注意
いわゆる刹那の見切り的な反射神経ゲーム。数々のキャラクターが(ゲーム作品としては)初登場となる。
二人プレイモードも一応ある。
The Kitten Game
グロテスクな描写があるため注意
ネコ(キャラクター名:NoLegs、アシナシ)を撃つシューティングゲーム。
フラッシュゲームらしくBrawl Royale以上にグロテスクな描写が含まれるため、苦手な人はプレイしない方がいい。
Epic Battle Fantasy
記念すべきシリーズ一作目。今作と2はRPGの戦闘部分だけで進む。
まだまだ粗いものの、魅力は十分ある。
Epic Battle Fantasy 2
前作の続編でストーリーも一応つながっている。
進化した部分はあるが、おおむね一作目と同じゲーム性となっている。
Bullet Heaven
タイトルからもわかるように、ケイブのゲームや東方などに代表されるような弾幕シューティングゲーム。
後年、2が発売されており、また3も開発中とのことで、弾幕シューティングが好きな人ならおすすめできる。
Adventure Story
横スクロールアクションアドベンチャー。プラットフォーマーとしての要素も強くあり、100%クリアを目指すと意外と難しい。
Cat Cafe
アシナシからの注文を正確にさばく反射神経ゲーム。
アシナシたちがかわいい。
他
スケッチブックといった開発裏話(注:後年のゲームのネタバレ含む)があったり、プロトタイプのゲームが遊べたりする。
以上、簡単ではあるが全作品の紹介をした。どれも最低限ゲームとしての面白さを持っており、開発者であるMatt Roszak氏の手腕の高さがうかがえる。
ちなみに、フラッシュゲーム版では版権要素が含まれており、製品版にするときに一部差し換えがされている。そういった部分を比較するのも面白い。
なお、ネタバレなどは特にないため、「ネタバレあり感想」は省く。