小粒ゲーム紹介120:Ceilless

ゲーム開発スタジオ、Derinによるゲーム「Ceilless」の紹介。

一言で:Ceillessとは
ステージを回転させて箱を動かす2Dパズルゲーム


概要

  • ジャンル:2Dパズルゲーム
  • 開発者:Derin
  • リリース日:2021年10月13日
  • 価格:通常時310円、セール時217円
  • プラットフォーム:SteamSwitch
  • 日本語:有
  • マルチプレイヤー:無
  • コントローラー:使用可
  • プレイ時間:2~3時間
物語性 ☆☆☆☆☆
ゲーム性 ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
イライラ度 ★★☆☆☆

 

こんな人にお勧め

  • パズルゲームが好きな人
  • ドット絵スタイルなゲームが好きな人

 

ネタバレなし解説

ゲームについて、以下ストアページより引用。

世界を回し、箱をクリスタルにおいてください。それて、魔法のように道が開きます。

このゲームは、ステージの回転を利用した2Dパズルゲームである。これだけだとよくあるゲームではあるものの、後述するようになかなか魅力的な要素もあり、そして値段もお手頃であり、程よいパズルゲームを求めているならチェックしてもらいたいゲームである。
なお、ストアページ説明文の日本語訳は所々怪しいが、ゲーム中は問題ない(というより、ほとんど文字がない)ので、そこの心配は無用である。

なお、ストアページ説明文には若干のストーリーがあるものの、本編では全くと言っていいほど出てこない。

ceilless_rotate
ドット絵スタイルで、またカラーパレットも用意されている。

操作について。基本的に左右への移動とジャンプ、そして画面の回転のみである。なお、難易度ハードはジャンプができないようになっている。

ゲーム性について。基本的には、所定の箱を所定の位置にあるクリスタルに置いたうえで、ゴールとなる扉を目指すものとなっている。
プレイヤーは主人公を操作し、箱を押すこと及び画面の回転をさせることができる。画面の回転はすべての箱が着地するまで使うことはできない。そのため、空中で回転させて・・・といったことはできない。
箱はクリスタルに到達するとその位置に固定されるシステムとなっている。そのため、上記の回転と併せて割合解法がシンプルになっている分、イライラ度は低い
また、解法は1つに限らず、時にはプレイヤースキルによって若干特殊な解き方ができるようにもなっている。一部ステージはむしろ特殊な解法の方が楽なこともあるので、詰まったときはそれを探すのも面白いかもしれない。

ceilless_block
「自分の道をふさがないように」と考えながらやるステージもある。

難易度は三段階用意されており、ハードではジャンプができないようになっている。ただし、ハードくらいが実際のところちょうどいい難易度なので、ハードをお勧めしたい。
ギミックは当然ながら増えていく。それに合わせて難易度も上がっていくため、特に後半のステージは意外とプレイヤーを悩ませるものとなっている。

総じて、全体的にうまくまとまっている作品。値段と合わせて、ちょっとした時間にプレイするのも楽しめるし、腰を据えてもなかなか楽しめる。
なお、ネタバレなどは特にないため、「ネタバレあり感想」は省く。