小粒ゲーム紹介118:Chessformer

ゲーム開発者Robert Alvarez氏によるゲーム「Chessformer」の紹介。

一言で:Chessformerとは
チェスの駒の動きに重力を足した2Dパズルゲーム


概要

  • ジャンル:2Dパズルゲーム
  • 開発者:Robert Alvarez氏
  • リリース日:2022年1月19日
  • 価格:通常時520円、セール時416円
  • プラットフォーム:Steam
  • 日本語:無、英語力は必要なし
  • マルチプレイヤー:無
  • コントローラー:使用不可
  • プレイ時間:1~2時間
物語性 ☆☆☆☆☆
ゲーム性 ★★★★★
難易度 ★★☆☆☆
コスパ ★★★☆☆
チェス度 ★★★★☆

 

こんな人にお勧め

  • チェスが好きな人
  • チェスの駒の動きぐらいはわかる人

 

ネタバレなし解説

ゲームについて、以下ストアページより翻訳。

Chessformerはチェスの駒を用いたグリッドベースのパズルプラットフォーマー。各レベルのゴールは敵のキングを捕まえること。敵のキングは怠惰で動かないから、駒を失う心配はない。

このゲームは、チェスの駒を用いたパズルゲームである。重力があるというのが特徴で、ゲーム名からもわかるように、さながら2Dのプラットフォーマーのような感じである。
チェスの駒を用いるだけなので、チェスのルールはわからなくても問題ない。一応、「ポーンを初期位置からであれば2マス動かせる」と「プロモーション(昇格)」だけ出てくるが、これらと駒の動きさえ把握していれば問題なく遊べる。

日本語はないが、オプションなどにしか言語は現れないので英語ができなくても問題はない。

chessformer_intro
グリッドも白と黒に分かれており、まさにチェスという雰囲気。

ストーリーはない。操作について。基本的に駒を選択→移動先を選ぶだけとシンプル。駒が移動できる場所はわかるようになっているので、実際のところ駒の動きを知らなくてもプレイできるようになっている。

ゲーム性について。上記説明文にあるように、敵のキングを取ることが目標となる。自分の駒を動かした後に敵にキングが動くということはないので、自分の駒の動きだけを考えてプレイするだけで良い。
駒は重力に従って落ちる。そのため、一部の状況を除いてルークの縦の動きは意味がなくなる。加えて、駒の上に駒を乗せることができるようになっている。
チェスにもあるルールとして、上述した「ポーンを初期位置からであれば2マス動かせる」と「プロモーション(昇格)」がある。前者についてはともかくとして、後者について説明をすると、「ポーンが一番奥の列に到達したとき、キングとポーンを除く好きな駒に置き換えることができる」というルールで、このゲームにおいては実質「クイーンかナイトになれる」ルールとなっている。
他、ステージが進むとギミックが追加される。

chessformer_button
ステージが進むと、ボタンや鍵などが出てくる。

総じて、なかなか良いゲーム。難易度も高すぎず低すぎずでちょうど良い。しかし若干物足りない感はあったので、もう少しレベルを増やしても良いかなと思った。
なお、ネタバレなどは特にないため、「ネタバレあり感想」は省く。