
ゲーム開発スタジオFractal Projectsによるゲーム「Save Room」の紹介。
一言で:Save Roomとは
某バイオでハザードな4に出てくるアタッシュケース整理にインスパイアされた(?)パズルゲーム
概要
- ジャンル:パズルゲーム
- 開発者:Fractal Projects
- リリース日:2022年4月28日
- 価格:通常時205円、セール時164円
- プラットフォーム:Steam
- 日本語:無、ほとんど英語力は必要なし
- マルチプレイヤー:無
- コントローラー:使用可
- プレイ時間:1~2時間
物語性 | ★☆☆☆☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★★★☆ |
似てる度 | ★★★★☆ |
こんな人にお勧め
- 某バイオでハザードな4のアタッシュケース整理が好きな人
- ちょっと変わり種のジグソーパズル的なゲームが好きな人
- 「森ネズミ」や「中野バーガー」などの空耳を知っている人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下ストアページより翻訳。
セーブルームに入ったとき、あなたはそこが安全だと知っている。危険もなく、リラックスができる。つかの間の休息を活かし、インベントリの整理をし、傷を癒して銃のリロードをしよう。あなたはインベントリにすべてのアイテムを格納できるだろうか。
このゲームは、わかる人にはわかる某ゲームを元ネタにしたパズルゲームである。知らない人のためにどういう元ネタかというと、そのゲームでは、アタッシュケース(=インベントリ)はマス目で区切られており、アイテムもマス目で構成され、アイテムを回転させたり組み合わせたりしながら、限られたスペースを有効活用することが求められるという感じで、本編とはまた別の面白さがあった。このゲームでは、そこをピックアップしてパズルゲームにしたといったあたり。
なお、日本語はない。英語力はほとんど必要ないが、元ネタ未プレイな人は多少読めた方が解きやすくなるかもしれない。
ストーリーはない。だが、それっぽいことはストアページ説明文にあるので、その場面を想像しながらプレイするのもまた面白い。

操作性について。上下左右へのカーソル移動、アイテム選択、アイテムの回転、アイテムメニューを開く、アタッシュケースとアタッシュケース外のエリアの切り替えという、およそ元ネタでできたことができる。ただ、キーボードだと初期設定では無駄に複雑な操作になっているうえ、キーコンフィグもすべてのキーに対応していないため、コントローラの方が比較的やりやすいかもしれない。
ゲーム性について。基本的に、すべてのアイテムをアタッシュケースに格納することが目標となる。
一部アイテムは元ネタ同様組み合わせることができ、弾薬を武器に補給するのはもちろん、ハーブを組み合わせたり、オリジナル要素である火薬を組み合わせたりできる。(なお、これまた元ネタよろしく組み合わせはアイテム同士を重ねることでもできる。)
また、「体力」の概念もあり、回復系アイテムを使用することで回復したり、逆に体力を減らすアイテムも存在する。「捨てろよ」とか言ってはいけない。
これらを活用し、体力を回復したうえですべての武器に弾薬を補給し、アタッシュケースに格納することになる。

総じて、ありそうでなかったゲーム。パズル自体の難易度もほどほどで、リラックスしながらプレイできる。ただ、やはり操作性は気になるところで、一部の操作はマウスでできても良かったのではないかなと思う。
なお、ネタバレなどは特にないため、「ネタバレあり感想」は省く。