小粒ゲーム紹介112:Trash Quest

オーストラリアのゲーム開発者Francis Vace氏によるゲーム「Trash Quest」の紹介。

一言で:Trash Questとは
アライグマとなって冒険する2Dプラットフォーマーメトロイドヴァニア


概要

  • ジャンル:2Dプラットフォーマーメトロイドヴァニア
  • 開発者:Francis Vace
  • リリース日:2021年4月27日
  • 価格:通常時310円、セール時186円、Xbox版1,050円
  • プラットフォーム:SteamXbox One、Xbox Series X/S
  • 日本語:無、英語力は必要なし。Xbox版は有?
  • マルチプレイヤー:無
  • コントローラー:使用可
  • プレイ時間:1~2時間
物語性 ★☆☆☆☆
ゲーム性 ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
スピード感 ★★★★☆

 

こんな人にお勧め

  • メトロイドヴァニアが好きな人
  • タイムアタックが好きな人
  • スピード感のあるプラットフォーマーが好きな人

 

ネタバレなし解説

ゲームについて、以下ストアページより翻訳。

Trash Questはコンパクトなメトロイドヴァニアだ―1つだけのスポーン地点。走る・ガンアクション・タイトなプラットフォーミング。ロボットを破壊し、パワーアップを取得し、そしてショートカットを開き、宇宙ステーション内の迷路のように織りあわされた部屋を突破しよう。

このゲームは、説明文にもあるように短編のメトロイドヴァニアとなっている。それに加え、プラットフォーミングとしての要素も充実している。

なお、日本語はない。とはいえ、ストーリーはほとんどないため、英語がわからなくても問題なし。Xboxの方は日本語がありそうだが、タイトルが「ゴミの探求」と訳されている時点であまり期待できない。

ストーリーについて。以下、ストアページより翻訳。

宇宙ステーション「デリバランス」の乗組員は、くじら座タウ星への長い旅路に備え、コールドスリープをしたところだ。
AIが起動し、クイックシステムチェックを行う。
エンジン:良好
ナビゲーション:良好
予期せぬ生命体:…
一匹。

trashquest_intro
アライグマ(俗称Trash Panda)になって、スピーディーに駆け抜ける。

操作性について。基本的に左右への移動とジャンプ、それにショットがある。もちろんメトロイドヴァニアなので他にも操作が増えていくことになる。
プラットフォーマーとしての操作性は良好で、キビキビと動き、スピード感の割に操作を誤ることは少ない。

ゲーム性について。基本的にはメトロイドヴァニアらしく、先へ進むのに必要なアイテムを集めつつ、ボスを倒していくという感じである。
目的地が表示されないタイプのメトロイドヴァニアではあるが、そもそもが短編のためそこまで迷うことはないだろう。また、マップもあり、行った部屋であればアイテムの場所等もわかるので、詰まったと思ったらしっかりマップを見よう。
体力はもちろんあり、これが0になるとスタート地点まで戻される。しかし、道中にはショートカットがあるので、それらを積極的に活用すればそこまで問題にはならない。なお、ボスのみは例外で、やられてもボス部屋前まで戻されるだけである。なお、回復アイテムといったものは基本的にない
なお、トゲなどのいわゆる即死トラップも存在するが、効果としては「体力を1減らし、部屋の入口まで戻る」というものとなっている。

trashquest_spikes
トゲまみれ。当たると入口まで戻されるので繊細な動きが求められる。

また、プラットフォーマーらしく、繊細な動きが求められる部屋もある。ただし、そういった部屋は収集物があるパターンが多いので、難しければいったん無視することもできる。
1周クリアするだけでも、値段の割にはそれなりのボリュームがあるのだが、このゲームはスピードランややりこみなども推している。割と短編のゲームなので、そのようにプレイしてみるのも良いだろう。

総じて、短編メトロイドヴァニアとしてうまくまとまった作品。特に開発者は1人なのにこのクオリティはすごい。今後にも期待。


ネタバレあり感想

※ここから先ネタバレあり、それでもいい方はスクロール

それではネタバレありで感想を書きます。

ストーリーについては特にないので、操作性について。
やはりスピードラン等を意識しているためか、操作性は全体的に良い。また、チャージショットのシステムも、割と珍しい「撃ってない間にタメて撃つ」というシステムであり、慣れてくるとここの部分の活用が楽しい。もちろん、よくある「押し続けてタメる」システムと大差ないのだが、あちらは「特に強く意識せずタメられる」のに対し、こちらは「意識しないとタメられない」ため、(人によってはイラつきそうだが)個人的には楽しめた。

ゲーム性について。アップグレードとしては、ジャンプ回数の増加は定番ではあるが、ジェットパックはなかなか面白い。滞空時間を延ばす+水平移動なのだが、これがギミックとうまくかみ合っている。
また、クリア後のエリアは、ほぼ一本道+高難易度+強敵という定番のものなのだが、かといって高すぎない難易度のバランスが良い。最後にはボスラッシュ部屋もあるのだが、通常の難易度版に加えて高難易度版も追加されており、更には練習用の部屋まで用意されている。

何かと親切な部分が目立ち、ストレスを感じず楽しめるあたり、開発者の手腕の高さがうかがえる。今後にも期待。