
ブラジルのゲーム開発スタジオViridino Studiosによるゲーム「Rabisco」の紹介。
一言で:Rabiscoとは
かわいい絵柄とちょっと難しめな見下ろし型2Dアクション
概要
- ジャンル:見下ろし型2Dアクション
- 開発者:Viridino Studios
- リリース日:2019年9月10日
- 価格:通常時310円、セール時62円、Xbox版500円、Google Play版330円、App Store版370円
- プラットフォーム:Steam、Xbox One、Xbox Series X/S、Google Play、App store
- 日本語:Xboxのみ有
- マルチプレイヤー:無
- コントローラー:使用可
- プレイ時間:1~2時間
物語性 | ★☆☆☆☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★★☆ |
コスパ | ★★★★★ |
可愛さ | ★★★★☆ |
こんな人にお勧め
- 見下ろし型2Dアクションが好きな人
- 手描きのかわいい絵柄が好きな人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下Xbox版ストアページより引用。
星を失くしてしまったお月様は悲しみに沈んでしまい、そのために今、空は暗く、虚ろになってしまっています。 「ラビスコさん」を助けて、お月様が失くしてしまった星を取り戻し、このキュートで、そしてちょっぴり危険な世界に、光を取り戻してください。
このゲームは、見た目は手描きでかわいらしく、ストーリーもかわいらしいものとなっている。しかし、ゲーム自体は見た目の割になかなか難しいゲームとなっている。と言っても、いわゆる適度な難易度の高さなので、大体誰にでもおすすめできるようなものとなっている。
なお、Xbox版以外は日本語がない。しかし、最低限の英語力があれば理解できるようになっている。
ストーリーは上記説明文の通り。

操作性について。上下左右への移動とダッシュとアクションのみとシンプル。なお、ダッシュはスタミナ制である。
ゲーム性について。基本的には、ゴール=月を目指すというものである。道中、星が落ちており、すべて回収するのが副次目標となっている。
至る所にトゲやレーザーなどが設置されており、それらに触れると一撃でやられてしまう。ただし、道中にはチェックポイントがあるため、難所が連続するようなことはない。
なお、ハードモードも用意されており、チェックポイントがなくなる。難易度はいつでも変更可能で、特段実績などがあるわけではないので、挑戦を求める人用となっている。
その他、スピードランモードも用意されている。

星以外の収集要素も一部ステージにはある。そこまで難しくないので、全収集を目指してもいいだろう。
また、エリア単位で色分けがされており、エリアごとにギミックが追加されるなど、特徴付けがされているので、飽きが来にくいようになっている。
総じて、全体的に良いゲーム。なお、このゲームの開発者は、当ブログでも紹介した「DUCK SOULS」などの開発者でもある。あちらもゲーム性がなかなか良かったので、同開発スタジオには今後も期待したいところ。
ネタバレあり感想
※ここから先ネタバレあり、それでもいい方はスクロール
それではネタバレありで感想を書きます。
ストーリーについては、「無事月が光を取り戻した」といった感じで終わる。
操作については特になし、ゲーム性については、上述したように全体的にうまくできていると思う。
ただ、全体的に良いことは良いのだが、終盤の一部のステージで、「やられて覚える」系の場所があり、特にハードモードでやっていると少し残念な部分となっている。一応、先を見ることができる装置はあるのだが、暗くなっているエリアはそれでも見れないので、見れればなとは思う。
その他、収集要素に関してではあるが、一度とってしまえばステージ中でやられても保持したままというのは、簡単すぎる感じはした。これはこれで良いのだが、取得した状態でゴールまでいかないとダメみたいなシステムでも良いのかなとは思った。
それでも、全体的には素晴らしく、特にこの値段で(しかもセール時には60円ちょっとで)このクオリティはすごい。また、開発者のTwitterを見ると、Construct 3用の様々なテンプレートを作成しており、そのうち3Dのゲームを開発しそうである。楽しみに待ちたい。