
イギリスのゲーム開発者Alan Hazelden氏によるゲーム「A Good Snowman Is Hard To Build」の紹介。
一言で:A Good Snowman Is Hard To Buildとは
雪だるまを作る倉庫番系パズルゲーム
概要
- ジャンル:倉庫番系パズル
- 開発者:Draknek
- リリース日:2015年2月25日
- 価格:通常時980円、セール時294円、Switch版1,100円、App Store版610円、Google Play版600円
- プラットフォーム:Steam、Switch、App Store、Google Play
- 日本語:有
- マルチプレイヤー:無
- コントローラー:使用可
- プレイ時間:5~6時間
物語性 | ★☆☆☆☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★☆☆ |
かわいさ | ★★★★★ |
こんな人にお勧め
- 倉庫番系のゲームが好きな人
- かわいいパズルゲームが好きな人
- 理詰めで解くパズルゲームが好きな人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下ストアページより引用。
A Good Snowman Is Hard To Buildは、モンスターになって雪だるまを作る可愛いパズルゲームです。
このゲームは、上記説明文の説明で完結している。以上。
・・・というのは素っ気ないので、多少解説を。
具体的に言えば、このゲームのジャンルは倉庫番系のパズルゲームである。ただし、普通の倉庫番と違うのは、雪だるまを組み立てる必要があるということだ。
雪だるまは、もちろん日本で主流の二段ではなく、三段の雪だるまである。雪だるまは一番下が一番大きい雪玉で、上に行くほど小さくなっていくものである。このゲームでは、各エリアに3つ(あるいは3の倍数個)の雪玉があり、雪の上を転がせば大きくなっていくことを利用して、雪だるまを作るのが目的となっている。

区切られたエリアは全体的に小さい。そのため、終盤になるほど解法が限られ、理詰めで解いていく必要が出てくる。とはいえ、エリアの小ささのおかげでやれることが限られるため、あきらめずに取り組んでみよう。
なお、一応主人公はモンスターなのだが、仕草などがかわいい。それに、Switchのストアページだと、雪だるま作りを「友達作り」と書いてあるため、より可愛さが増す。なお、このキャラクターは、同開発者によるゲーム「A Monster’s Expedition」でも主人公になっている。

総じて、ビジュアルもさることながら、パズル性も十分に高いゲーム。なお、当サイトで過去に紹介した「Sokobond」もこのゲームの開発者と同じである。あちらも倉庫番系ではあるが、発想が面白く、またパズル性も高いので、今作のパズル性を気に入った人はやってみるのも良いかもしれない。
ネタバレあり感想
※ここから先ネタバレあり、それでもいい方はスクロール
それではネタバレありで感想を書きます。とはいえ、そんなにネタバレするようなこともないが。
このゲームでメインとなる部分は、一部難しいものもあるが、割合簡単にクリアできる。ただし、夢の世界に入ってからは、難易度がかなり上がる。
とはいえ、上述したように、解法が限られる以上、割と発想力があれば解けるようになっている。これはこの開発者によるパズルの特徴であり、いわば心地よい難易度とも言える。
「ガッチガチのパズルをやるほどではないけど、頭を使うパズルゲームで、退屈でない程度のをやりたい」と思ったときに、まさにそれに該当するようなパズルが多く、センスの高さがうかがえる。