
のゲーム開発者、Myles Jorgensen氏によるゲーム「Air Marty」の紹介。
一言で:Air Martyとは
下品でアダルトでバイオレンスな、ブラックジョーク満載のミニゲーム集
※過激な表現が多々含まれるゲームのため、そういうものが苦手な方はブラウザバック推奨
概要
- ジャンル:ビジュアルノベル+ミニゲーム集
- 開発者:Myles Jorgensen
- リリース日:2019年11月18日
- 価格:通常時310円、セール時260円
- プラットフォーム:Steam
- 日本語:無、かなりの英語力が必要
- マルチプレイヤー:無
- コントローラー:使用可
- プレイ時間:1~2時間
物語性 | ★★★☆☆ |
ゲーム性 | ★★☆☆☆ |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
コスパ | ★★★☆☆ |
ブラック度 | ★★★★★★ |
こんな人にお勧め
- ブラックジョークが好きな人
- 不条理な展開が好きな人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下ストアページより翻訳。
Martyになって、クソ(dang ol’)ベストを尽くして家族旅行を楽しもう。手描きのアートワークと狂気のミニゲーム集に加え、64のエンディングを体験しよう。
このゲームは、ビジュアルノベル+ミニゲーム集というものである。ノベル部分は無茶苦茶な感じで、展開は不条理だし、言動は頭がおかしい。ミニゲーム集は、メイドインワ〇オ的なものだが、こちらもアダルトな要素やバイオレンスな要素が含まれる。このゲームは、要は「とにかく下品さやブラックジョークに全振りしたメイドインワリ〇」という表現があっている。そのため、かなり人を選ぶので注意。
ストアページ説明文からもわかるように、相当な英語力が必要となる。しかも、スラングはもちろんだが、下品な言葉やアダルトな言葉やステレオタイプ的表現まで出てくるため、ただ英語力があるだけではわからない文章が多い。ある程度は雰囲気で分かるが、100%楽しみたい人は注意。(そういう人がいるかどうかは別として)

ストーリーは「Martyになって家族旅行を楽しもう」といったあたり。この本筋はほぼ無視されるので、気にしなくてよし。
操作について。読み進めるのはもちろん、ミニゲーム中は移動やアクション等がある。
ゲーム性について。ビジュアルノベルパートを読み進めていき、途中挿入されるミニゲームの成否によって分岐するといったもの。
選択肢やフラグ的なものは一切ないし、バックログ機能などはもちろんない。ただし、チャプターセレクト機能はあるので、全エンディング回収は容易。
ミニゲーム自体はバリエーション豊富で、最低限ゲームとして楽しめる。

総じて、一昔前の過激なフラッシュゲームを彷彿とさせるゲーム。しかし、ほぼ全編手描きで、不条理ながらストーリーがあり、ミニゲームも楽しめるので、開発者の努力がうかがえる。どういうかたちであれ、今後どういったゲームを開発するか、若干楽しみである。
ネタバレあり感想
※ここから先ネタバレあり、それでもいい方はスクロール
それではネタバレありで感想を書きます。
といっても、非常にコメントに困る本作。あまり内容について触れると、過激な表現によってサイト自体が危なくなるので、ふんわりと触れる。
ストーリーについては、分岐によって全くと言っていいほど変わるが、Martyが家族旅行を純粋に楽しめるルートはない。とはいえ、ハッピーエンド(?)的な展開はあるので、救いがないというわけでもない。ただ、Martyもそうだが、登場人物はほぼ全員頭がおかしいので、同情などは一切しないが。
操作性については特になし。ゲーム性についても、正直上述した要素以外に触れるような部分はない。
ジョークの質などについては、良くも悪くも一昔前のフラッシュゲーム的。しかし、グラフィックと合わさっていい感じの味を出している。
総じて、個人的には楽しめた本作。