大粒ゲーム紹介47:Twelve Minutes

アメリカのゲーム開発者Luis Antonio氏によるゲーム「Twelve Minutes」の紹介。

一言で:Twelve Minutesとは
タイムループする部屋で死の運命から逃れるポイント&クリックスリラーアドベンチャー


概要

  • ジャンル:見下ろし視点3Dポイント&クリックスリラーアドベンチャー
  • 開発者:Luis Antonio氏
  • リリース日:2021年8月20日
  • 価格:通常時2,700円、セール時2,430円
  • プラットフォーム:Steam
  • 日本語:有
  • マルチプレイヤー:無
  • コントローラー:使用可
  • プレイ時間:15時間~
物語性 ★★★★★★
ゲーム性 ★★★★☆
難易度 ★★★★★★
コスパ ★★★★☆
謎解き ★★★★★

 

こんな人にお勧め

  • タイムループものが好きな人
  • 考察が好きな人

 

ネタバレなし解説

ゲームについて、以下ストアページより引用。

タイムループにとらわれてしまった男にまつわるインタラクティブなスリラー。出演:ジェームズ・マカヴォイ、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー

このゲームは、タイムループする部屋で謎解きをする見下ろし視点3Dポイント&クリックスリラーアドベンチャーである。非常に物語に比重を置いた作品であるため、ここでは最小限の情報で紹介する。

まず、いきなりではあるがSteamストアページ説明文より全文引用。

「TWELVE MINUTES」はリアルタイムで物語が展開するトップダウン型インタラクティブ・スリラーで、ユーザーがクリックおよびドラッグで介入することができます。声の出演:ジェームズ・マカヴォイ、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー

妻と二人きりで過ごすロマンチックな夕べのはずが、刑事が突如として部屋に押し入り悪夢へと変わる。刑事は妻が殺人犯だと言い、あなたを殴打して死に至らしめる…

気が付くと、あなたはドアを開けようとするその瞬間に戻っている。12 分間のタイムループに閉じ込められてしまい、永遠にこの恐怖が続く運命となる…

何が起こるか知っていることを利用し、結果を変えて、ループから抜け出さなければ。

「TWELVE MINUTES」は、映画「シャイニング」の持つ夢の中にいるような緊張感と、「裏窓」の閉塞感、そして「メメント」の断片的な構造をうまく組み合わせた作品になっています。

12minutes_intro
まさにロマンチックな感じ。これが数分後には…

操作について。よくあるポイント&クリックゲーム同様、マウスだけで遊べるようになっている。

ゲーム性について。上記ストアページ説明文にもあるように、ループから抜け出すことも含め、謎を解くゲームである。
重要なのは、「何が起こるか知っていることを利用し、結果を変えて、ループから抜け出す」ことであり、そのためには様々なアクションを起こしていく必要がある。割とこのアクション部分は自由度が高いため、いろいろなことを試す楽しさがある。

正直、この程度の内容までしか紹介できないが、それまでのタイムループものにはなかった面白さがある。
当ブログでも紹介した、タイムループものをテーマにした、パブリッシャーが同じで同価格帯の「Outer Wilds」があるのだが、あちらもあちらで非常に面白い。このパブリッシャーは、なかなか高品質なインディーズゲームを販売しているので、Steamのバンドルでまとめて購入するのもよいだろう。

余談だが、このゲームの開発者Luis Antonio氏は、ゲーム「The Witness」で美術を担当している。あちらも高品質なのでおすすめ。

考察記事も公開するので、興味のある人は読んでもらえればと思う。