
ついにオリンピックが開幕。新型コロナウイルス感染症や不祥事等、いろいろと問題がある中での開催となり、否定的な意見も多く見受けられるが、それでも日本でオリンピックというのは感慨深いものがある。
今回はオリンピックにちなみ、スポーツゲームを紹介する。特にスポーツゲームのジャンルは玉石混交といった様相で、ここで紹介するものもそれぞれ独自の面白さを備えているものが多い。
OlliOlli
- 開発者:Roll7、General Arcade
- 価格:1,280円
- プレイ時間:4~5時間
スケボーをテーマにしたドット絵の2Dゲーム。ごく一部の界隈では有名な作品。
スケボーのゲームと言えば、Tony Hawk’sシリーズやSkateシリーズが有名だろう。このゲームはまさにそれらを2Dに落とし込んだ感じで、操作に慣れるまでが難しいが、慣れてしまえばこのゲームならではの爽快感を味わえる。
なお、このゲームには続編として「OlliOlli2: Welcome to Olliwood」がある。気に入った人はぜひプレイしよう。
Descenders
- 開発者:RageSquid
- 価格:2,569円
- プレイ時間:人による
マウンテンバイクを使ったエクストリームスポーツの一つ、ダウンヒルをテーマにしたゲーム。
ダウンヒルならではの高速走行(70km/hを超えることも)による爽快感に、マウンテンバイクならではのスタント、クラッシュしないように木などを避ける緊張感が合わさり、唯一無二のプレイフィールである。
また、プレイするたびに形状が変わるコースに、特殊なハザードの追加など、ローグライク要素を備えたモードがあるほか、有志が作成したマップでも遊べ、可能性は無限大と言っても過言ではない。
Pool Panic
- 開発者:Rekim
- 価格:1,520円
- プレイ時間:5~6時間
Pool(=ビリヤード)をテーマにしたゲーム。
ビリヤードというからには、キューもあるし、手玉もあるし、他の球もある…が、このゲームでは球が生きている。
もちろんネタゲーである。だが、「生きている」設定が、物語性的にもゲーム性的にも生かされており、一発ネタで終わらないポテンシャルを持っている。
Wild Animal Sports Day
- 開発者:Paul Bird氏
- 価格:520円
- プレイ時間:1~2時間
見てわかるように、シュールなスポーツゲーム。ゲーム性も見た目通り。
8つの競技が収録されているが、ゲーム性が高いわけではなく、そこまでボリュームがあるわけではない。ただ、この独特な世界観には惹かれるものもある。前作「Wild Animal Racing」も独特。
強くお勧めはできないが、イロモノが好きな人にはお勧めできるか。
まとめ
今回、オリンピックとして銘打ってみたものの、実のところあまり管理人はスポーツ系のゲームはプレイしていないため、少しばかりボリュームが薄くなってしまった。
一応、ここには載せていないものもあるが、それらはAAAゲームか、あるいはまったくお勧めできないゲームである。
AAAゲームにおいては、もちろんメジャーなスポーツが多く採用されているが、マイナーなスポーツを採用できるのがインディーズならではと思える。また、独特なシステムもインディーズならではであろう。
フラッシュゲームにおいても、動画サイトを通じて超有名になった「QWOP」や、同開発者による「GIRP」もそういったものである。(ちなみに開発者の一人はあのBennet Foddy氏である。特に壺男で有名だろう。)
特に今回のオリンピックでは、エクストリームスポーツの新競技が採用されている。エクストリームスポーツ自体は、なかなかやり始めるにはハードルが高いが、その爽快感はゲームでも一部味わえる。これを機にエクストリームスポーツの爽快感を味わってみるのもよいだろう。