
ブラジルのゲーム開発スタジオViridino Studiosによるゲーム「Duck Souls」の紹介。
一言で:Duck Soulsとは
某ゲームを彷彿とさせるタイトルながら、実際はCeleste風な高難易度2Dプラットフォーマー
概要
- ジャンル:2Dアクションプラットフォーマー
- 開発者:Viridino Studios
- リリース日:2018年9月6日
- 価格:通常時205円、セール時123円
- プラットフォーム:Steam
- 日本語:無、ネタを理解するためには英語力が必要
- マルチプレイヤー:無
- コントローラー:使用可
- プレイ時間:1~2時間
物語性 | ★☆☆☆☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
ネタ性 | ★★★★☆ |
こんな人にお勧め
- 高難易度2Dプラットフォーマーが好きな人
- タイトルで興味がわいた人
ネタバレなし解説
ゲームについて、以下ストアページより翻訳。
Duck Souls(ダックソウル)はペースの速いアクションプラットフォーマーだ。素晴らしいダッシュスキルを持つ小さいアヒルを操作し、失われた卵をすべて集め、種を存続させよう。
このゲームは、2Dアクションプラットフォーマーである。タイトルが明らかに某ゲーム(D〇ck Souls、またはダ〇クソウル)を彷彿とさせるが、ゲームシステム的にはCeleste風な感じである。(よく見ると、ロゴの角度もCelesteっぽい)
なお、日本語はない。メインとなるストーリー部分については中学生程度の英語力で理解できるが、途中のネタ等は英語力(およびミーム力)が必要となる。
ストーリーについて。「アヒルの魂たち(Duck Souls)から、失われた卵を集めて安全な場所へ運ぶように言われる。それと同時に、金のチェリー(Golden Cherry)を与えられ、ダッシュができるようになる。」といったあたり。

操作性について。左右への移動とジャンプ、壁キック、それに8方向へのダッシュがある。ダッシュは空中で1回だけ発動可能で、もう1度使用するためには、基本的に着地する必要がある。
壁キックについては、同じ壁で連続でできるようなタイプの壁キックである。
ゲーム性について。基本はステージにある卵=ゴールにたどり着くことが目的となる。なお、ステージ数は100である。
システム的な面からいうと、ダッシュや壁キックのシステムといい、追加されるギミックといい、まさにCeleste的。もちろん、あちらに比べると幾分簡略化されてはいるが。

なお、各ステージには看板があり、そこには専らミーム系の言葉が書いてある。最初の看板からして「Praise the Sun (=太陽万歳!)」というソ〇ールのセリフだし、二番目の看板も「Only Happy Accidents (=すべては楽しいアクシデントなんです)」というボ〇・ロスのセリフだしで、これがほぼ100ステージすべて続く。それを楽しみにするのもよいだろう。
総じて、求められるだけのネタ性を持ちつつも、1つのゲームとしてのゲーム性も持ち、コスパとしても問題のない本作。一度は試してみてもよいだろう。
ネタバレあり感想
※ここから先ネタバレあり、それでもいい方はスクロール
それではネタバレありで感想を書きます。
想定していたよりも充実していた本作。上述したように、どの方面においてもそれなりに良さがあり、この値段なら十分だろう。
ストーリーについて。最終的には「ありがとう」的なので終わる。この簡素さは初期のゲーム的。
操作については、プラットフォーマーとして問題ない。操作でイライラさせられることはないだろう。

ゲーム性について。いろいろ追加されるギミックは、ステージ数とも合っており、プレイヤーを飽きさせない。なお、追加されるギミックのうち、バネだったりチェリー(取得すると再度ダッシュができるようになる)だったりなどはまさにCeleste。
総じて、まさにこの値段だからこそなできのゲーム。まだプレイしていないが、同開発者のほかのゲームも高難易度のゲームで、それなりによさそうな雰囲気なので、プレイしてまた記事を投稿しようと思う。